「本当にごめんなさいっ!!!!」 初日から早速やらかしちゃったよ…私。 トホホ…。 急いでかき集めた資料を渡した。 「いえいえ…気にしないで下さい。」 俯いていた医師は,顔をあげ資料を私の手から取った。 低い,落ち着いた声。 ぶつかった勢いでしりもちをついて座り込んでいた私は, 立ち上がった瞬間に一瞬,相手の医師と目があった。 「あっ…」 思わず,はっと声を上げた。 その医師が尾上先生に, そっくりだったのだ―――