「点滴…終わりましたね~外しますよ。…はい,少しの間ここ止血してくださいね~。」
点滴跡の手についているガーゼを思い切り押して止血した。
「また,夜にもう1回点滴しますからね。」
そう言ってでて行こうとする看護士さんに,
「あのっ!…私…明日退院ですか…?」
恐る恐る尋ねた。
「そうですねぇ…多分明日ですね。明日傷の具合見てみて決めると思いますけど,よっぽどの事がない限り明日だと思いますよ。」
「そうですか…。」
そう言って看護士さんは出ていった。
あ―。
もう,この快適な暮らしとももうおさらばかぁ…
とっても悲しい。
とっても名残惜しい。
入院することがいい事じゃないけど,
いつまでも
ず―っとここにいたかった。


