「えぇっと…。まず…どこに…ついたの?っと…」 ガラッ カーテンの開く音… これは… 尾上先生だ…! 必死にメールをうっていた手を止め,ゆっくりと顔を上げた。 「…忍っ……!!!」 「おう。」 忍は,軽く手を上げた。 あ~あ。 先生じゃないんじゃん。 若干がっかりした自分がいた。 実の彼氏を,前にして。 普通,彼氏がお見舞いにきて来れるとか嬉しいはずなのにね…