「じゃあ,これで…」
そういって,ガーゼを貼り終えた。
「良く頑張りましたね。また明日来ますから。」
そういって,軽く足を撫でてはにかんで看護士さんと共に,出て行った。
初めて見たなあ…
あの,はにかむ顔…
爽やかなのに,可愛さも兼ね備えたキラースマイル。
あんなスマイルを向けられたら,きっとみんなイチコロだろう…。
私以外にも見せてるんだろうな…
少し凹んでいる私。
別に私はあの先生の何でもないのに。
立場の弱い, 子ども の患者だもんね…
あのスマイル一つで,宙を飛べるほど浮かれたり,
ほんの些細な事で凹んだり…
私,本当にあの先生のせいで気持ちが乱れまくりだあ…
これが,恋…なのかな…


