見たいの?

そして裏庭に連れて行った。

「なんだよ・・・」

石田が不安そうな顔をしている。

「どうしていつも私のことバカにするの?」

「はぁ?お前が見せびらかしてるんだろうが」

「見せびらかしてなんかないわよ」

石田の目わ私の目と胸を交互に見ている。

マチの言ったとおりだ。

どうやらこの時期はそういうのが気になるらしい。

「なんなんだよ!!」

石田がつぶやいた。

私ははぁとため息をついた。

「見たいの?」

「え?!」

石田が動揺している。

私はもう一度聞いた。

「見たいの?」