『ア~ヤ~』 あたしが昨日見た事なんて気付きもしないレン。 レンと、終わりなのかなあ…。 もう、いっかなあ……。 “サヨナラ”しよう。 『レン…?今日時間ある?』 『アヤ…?』 『話が…あるんだ。』 『……うん、分かった』 『じゃあね』 あたしは颯爽にその場を離れた。 だって泣きそうになったんだもん。 サヨナラなんて…したくないけど傷つくのは避けたいから。