「じゃあ、どうしていつも苦しそうな顔してるん?」
苦しい顔?あたしが?
そんな顔した覚えがないのにどうして圭介さんはそんな事を言うの?

「別にそんな顔してません!!」

「そうかぁ〜?なんか辛いことがあるんじゃないの?」
ねぇ、どうして圭介さんはあたしが辛いと分かるの?どうして、初対面の人にこんな事言われないかないの?

「そんな・・・ことないですよ。」

「ならいいけど・・・。なあ、明日もこの公園にいる?」

「多分います。」

「そっか、じゃあまた明日な!?優ちゃん!!」

そう言い残し、圭介さんは去って行った。本当、なんだったんだろ?