いつの間にか寝てたのか、気付いたら朝になっていた。 携帯の時間を見ると5時だった。この時間帯はまだ、雅弘さんも由利も起きていないので、あたしは支度をして、部屋を出た。 部屋の前には、2000円が置いてあった。 これは、雅弘さんがあたしに置いてくれるお金で、このお金で朝、昼、夜の分のご飯代だ。