え…? ヒカルの言葉に思わず足が止まる ゆっくり振り返るとヒカルはまっすぐ強い瞳を俺に向けていた 「なんで…って…」 ヒカルの笑顔を失いたくなかったから でも、今にも泣きそうなヒカルを前にして言葉にすることはできなかった 何も言えずにいるとヒカルが口を開いた 「このままもう戻れないなら、最後にこれだけ聞いて シン、大好きだよ」