スマイル☆


「っはは…」

こんなすっかりだまされている俺らが虚しくて笑い声をあげるとヒカルは首を傾げた


「どうしたの?」

「いや、多分あいつら来ないよ」

「…えっ!?」

「ハメられたな…

じゃあホテル戻るか…」


このままヒカルと2人でいても虚しくなるだけだ

ヒカルに背を向けでっかい鳥居に向かって歩き出した


「ねぇシン」

「何?」

「なんであたし達こうなっちゃったの…?」


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