メトロポリタン・メロンティー・メロンシティ

しばらくして、男は五箱も当ててた。
しかも、まだ当てている。
その点、全然当たらない俺。
余裕なのか、タバコに火をつけ、こちらを見てくる。
勝ち誇った顔をし、奴はパチンコを再開した。
イライラがマックスに達しようとしたとき、ようやく光が見えてきた。
やっと当たったのだ。
計二万を注ぎ込む、長い道のりだった。
パンチ野郎に反撃開始。

互いが当たるたびに、顔を見て鼻で笑うの繰り返し。
周りの人や店員は、何やってんだろうって思ってんだろうな。
俺自身が周りにいたら、そう思うよ。
だって、ここだけ世界が違うからな。
フリーターとパンチパーマの戦い。
おかしな話だよな。
ちなみに、ノンフィクション。
まぁ、当たり前か。