「はいはい。 明後日、例のモデルの子と打ち合せでどれを採用するか決めるつもりだから」 そう言ってさっさと電話を切ろうとした時… 「…僕も参加してもいいですか?」 …は? そんな言葉が口からこぼれそうになったが、辛うじて飲み込んだ。 いきなりなんてことを言いだすんだ。 とりあえず冷静に、冷静に。 「いや、写真のことは専門にしてる俺が片付けるから…」 思わず語気が強くなってしまう。 「そうじゃなくて…」 「ん?」 「例の彼女に会ってみたいんです」 …おいおい。