あてもないまま流れ去る
時が君の記憶を笑うんだ
温もりとか痛みとか
確かなものが淡く消えてく




あきれるくらい
わがままな自由
空っぽの体を
すり抜けてゆくんだ
浅い夢の中で
君の名前を呼んでる
もいちどだけ この胸に

身勝手なこの心は
無いものを欲しがる
手に入れたものは
その途端に失う


そんな心
に僕は惹かれたんだ
空っぽの心
君の名前を呼んでる
それが何故か分からないけれど

そばに居て欲しかったのかも知れない
それは僕からのわがままな自由
なんだ…