ラブステーション

おいしい

やっぱり甘いものを

食べてる時は

しあわせだわ~




次は

お皿の上に乗せられた
二つのドーナツの

どちらを食べようか

悩んでいたら



「なつみちゃーん」

名前を呼ばれた







後ろを振り返ると

えっと

誰だっけ?




私服を来ていると

すぐには

わからない




ああ…



よくみると

同じ委員会の

綿貫くん と

その仲間たち


ふーん

男4人でも

ドーナツ屋さんに

来るくらい

甘いもの好きなんだ

と感心しながら

会釈だけ返して

ドーナツに向き

なおった



「えーそれで終わり?」

綿貫君が私達の

テーブルに近付いて

言った


「だって

食べてる途中だし

それに友ちゃんと

一緒だしねぇ



最近同じ委員会の

綿貫君はやたらと

かまってくる

と言っても

毎週一度の委員会

でしか

合わないから

適当に流していた

のだけれど…

まさか

ここで合うとはね…


「今度 委員会の

メンバーだけで

カラオケ行こうよ」

綿貫君は

委員会のメンバーだけ
とゆう所を

強調して言った