「...姫野?」

「うっ...嬉しいよ....」

「なにが?」

「こんな体なのに...スキって言ってくれて...」

「弱音はくなよ。

甘えていときはいつでも...まってっから...」

草川...優しいね...

草川は今日から私の彼氏となり、

心の支えとなった

いつ倒れるか、いつ死ぬか分からない自分を

草川に託した――