僕の本能が、 叫んでる。 “早く殺せ”と。 だけど 違うだろう? そのときだけは、 満足するだろうが そんな物、ほんの一瞬だ。 もちろん、 いつまでも本能に勝てるとは思えない。 だから悲しいんだ。 このときだけ思った。 何故、 僕は吸血鬼なんだろうと。 何故、 神は吸血鬼の存在を この地球に産み落とした? やはり、僕はお前を憎む運命なんだ。 何故、 吸血鬼を作った。 何故、 僕を産み落とした。 何故、 彼女と僕を出逢わせた?