あたしの彼氏。




「美愛にしては上出来じゃん。」



たぶんこれは、奏にとっての最上級の褒め言葉。



「ほんとっ!???
よかったぁ~ やっぱり兄弟は好きな物知ってるんだねぇ★」



「兄弟…?」


奏が険しい顔をした。




「ぅん、隼さんに選ぶの手伝ってもらったの♪」



手伝ってもらったっていうより、全部任せちゃったんだけどネ。