「お前、大丈夫なのか?夜の事は知っているけど・・・・」
小声でしゃべり始めた。

「あぁ大丈夫だけど・・・前も言ったようにねみぃんだよ。時間なくてさ・・・・。」
ふぁーっとあくびをかきながら目を擦り

「まぁそれは仕方ないけどな。なるべく授業は起きてやれよ。他の仲間もがんばってるんだからな・・・。」

「はぃはぃ。わかりましたよ。・・・・・で、もう用事ない?なかったら教室帰るけど。」

「あぁもうない。あっそうそうクラスの奴らとは仲良くしろよ。」
でもそれを言われた時俺はもう出口に向かっていた。

「・・・・・ったくあいつは。頑張れよこの世界の為にも、なっ・・・。」
その背中をみながら呟いた。