「だあぁぁ―――――――――!!」 栗色の頭の男を指差す 「ゲッ」 一度エッて顔したけど向こうもわかったみたい 見つけたぞ 見つけたぞ――――!!! 「何?知り合いだったの? 俺の弟なんだけど……」 そんな晴さんの声は今のあたしには届かない