不良的にキッス♪



「ほらほらー
そこなにしてんの?」



そう言って入ってきたのは
神園琉司、、、



あたしは栗柳稜の手を振り払う



するとまた掴んでくる
さっきよりも強く、しっかりと




「オレの女に触んないでくれる?」


神園琉司に笑顔はもうない




そして優しくあたしを引っ張る



栗柳稜の手から離れるあたし



あたしの右手はかわいそうに
そのままの形でじっとしている