「じゃ、紅宇さっきのこと 毎日毎日考えてね♪ 待ってるから」 「え、えっ?」 「オレ行くわ!」 そう言って軽い足取りで その場を去っていく 沈黙であたしと栗柳稜は その後ろ姿を見つめる ガタンっ 扉が閉まると あたしと栗柳稜の 沈黙が始まった