不良的にキッス♪



「知ってる」


余裕綽々でそう言う神園琉司


するとあたしの視界は
あっという間に神園琉司



「や、やめてよ」


ち、近い、




まともに神園琉司を
見れないあたしの言葉はどもる




「ねぇ?気づきてるよね?」



「は、はい?」






「オレが本気なことぐらい」





あたしをまっすぐ見る神園琉司



「な、なにが」



「本気で紅宇のこと
彼女にしたいと思ってるんだけど」



はぁ、
はいーーーー?