「う、うるさい」 あたしの見事な大声に起きたみたい 「もう時間ないよ 早く起きなよ」 栗柳稜の体を揺する 「今日は俺寝る」 一向に目は開かない 「もういいから早く起きなって」 ドンっ あたしの視界は一気に栗柳稜だけになった