奥に進むとだんだん寝息が聞こえて来た 一つのベットには誰もいない 「晴さんのベットかな…?」 ふと左を見ると少し部屋がくぼんでいて ちょうどそのくぼみにベットがぴったりハマっていた 近づいてみると栗柳稜が気持ち良さそうに寝ていた ………… なにじっと見てんの!? 「あたし何やってんだろ?」 寝ている栗柳稜がいつもと全然違うからだよ 大きく息を吸って栗柳稜を起こした 「起きろ――――――!」