明るい日差しで目が覚めた 時計はもう8時をさしてる ぎゃ―――― 「遅刻だぁ! みんな起きろ――!!!」 朝ご飯を流し込み 慌ただしく弟たちと寮を出た 「「「姉ちゃん 行ってきまーす」」」 「姉ちゃんも行ってきまーす」 弟たちは坂を上り あたしは転けないように 注意しながら坂を下がる 「おい!」 急な大声におもわずつまずいた