ここまでくると、わたしは何をしているんだろう…。

君博さんを見つめて、ほれて、挙げ句の果てには鼻血なんて…。

最後に鼻血を出したのは小学校の高学年くらいかも知れない。

わたし、もう重症かも知れない…。

でもでも、君博さんも君博さんで反則過ぎます!

「大丈夫?」

心配そうに、君博さんが声をかけてきた。

やっぱりかわいいから許すことにしましょう。

「大丈夫です」

わたしは笑いながら答えた。

君博さんは、わたしの自慢のダーリンですから。