見かけに似合わず、大胆なんだから…。

でもそう言うところも、結構好きだったりする。

「それよりも着てみてよ、ね?」

そう言った後、わたしは君博さんから目をそらした。

あれ以来、わたしと君博さんは両思いになった。

自慢のダーリンに、毎日がドキドキの連続である。

わたしの心臓、持つかな?

「着たよー」

その声に振り返って、わたしは君博さんを見た。

きゃーっ!

思わず悲鳴が出てきそうになった。

君博さん、似合い過ぎ…。

ヤバい、またほれた…。

わたし、めちゃくちゃ君博さんにハマってる…。

みんなに自慢したーい!

「似合うかな?」

そう聞いてきた君博さんに、わたしは何度も首を振ってうなずいた。