頭の中で警戒音が鳴り響く ここを早く離れなければいけない でも離れられなかった この人はきっと何か重大な秘密を 知っているそんな気がした 「なぜ八部衆の一人 の貴方がこんな所へ 封印されているの」 闇の中から底冷えするような 笑い声が聞こえた 「そうか・・ そなたはまだ 吉祥天としての 記憶を思い出しては おらぬのか・・・ ならば少し 昔話をしてやろう」