それに…


圭くんと大輔のコンビネーションは最高で、二人を見ていると何故かとっても気持ち良くって…


私はだんだん試合にのめり込み、大輔がシュートを決める度に黄色い声援が飛び交う中、拍手を夢中で贈っていた。


そんな私をチラッと見ると、大輔は二カッと微笑み返してくれた。




―――こぅして試合は圧倒的な大輔達の勝利で幕を閉じ、私は大輔に言われた通り、会場を出て待っていた。


日差しは夕方なのに熱くて、喉が渇いた私は、ちょっと歩いたとこにある自販機まで行くことにした。