「あの……電話しても大丈夫ですか?」 私が採血の様子を見ながら尋ねると、 「そうね、心電図も問題ないし。だけど、もう少し検査をしないと何とも言えないから。もう少しだけベッドで安静にしていてちょうだい」 と、子供をなだめるように言うと、彼女は心電図をはずしてくれた。 「わかりました……」 「ごめんなさいね」 看護婦さんが病室を出て行くと、私は窓から見える青空を見つめた。 今日も良い天気だなぁ…… 先生…… あなたは今、何をしていますか……? 私はそう思いながら、ゆっくりと目を閉じた。