それから、今までの時間を取り戻すかのように、私達は沢山話をした。
他愛もない話から、私の家庭の話や、先生のいたずらっ子だった子供の頃の話まで。
自然に私も笑っていたし、家庭や自分自身の事も不思議と上手く話せる事が出来た。
やっぱり…
先生は私にとって特別な存在なんだ。
暫しの沈黙が流れ、
浅利先生はまた夜空を見上げていた。
私も自然と同じ様に見上げると、綺麗な三日月が私達を見ていた。
私はとても幸せで…
現実の世界を忘れさせてくれた。
辛い事も何もかもを拭い去ってくれるようで…
先生に逢いに来て本当に良かったと思ったんだ。
今なら…言える…
私の先生への気持ちを…
素直に…
「先生…私…」



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