私はそんな浅利先生の横顔を見つめる。 いつもなら、先生といるだけで、胸の鼓動が音をたてて聞こえそうで。 上手く話せない自分をいつも後悔していた。 だけど、夜風のせいか、今の私は何故かとても穏やかだった。 浅利先生の横顔… やっぱりカッコイイ… 先生の遠くを見つめる瞳は、まるで私達が見ている現実よりもずっと先を見つめているようで… 先生は私なんかよりも、ずっとずっと大人なんだって改めて感じた。 こんなに素敵な人なんだし… 「先生は彼女いるのかな…?」