・・・ちがいますね




雪桜さんは、あたしを助けるために



こんな無茶をして来てくれた。





感謝しても足りないくらいの恩




『雪桜さん・・・ありがとう』



『うん・・・ちゃんと、話してみるんだよ?』








思わずあふれた涙を拭いて



海斗さんが待っている、雪桜さんたちの家に入った。