十二月三十一日、大晦日
「年末年始はこっちに帰ってくるんでしょ?」
そう母親に聞かれ、春香のことを掻い摘んで説明し、今年の正月は帰れないことを説明した。そしてその夜、母親から話を聞いた莉那から電話があった。
「お兄ちゃん、私春香さんに会ってみたい」
理由を聞くと、お兄ちゃんがそこまで大事にする人には会ってみたい、とのことだった。そのことを春香に話すと、春香も莉那に会いたいとのことで、決定してしまった。大晦日の帰省ラッシュとは逆に、上京してきた莉那を東京駅まで迎えに行く羽目になった。
「たっくん莉那ちゃんがいると、急にお兄ちゃん、って顔に変わるんだね?」
「たっくんって呼ばれてるんだ?私も今日から『たっくん』って呼ぼうかな」
どうも調子が狂う。だが春香は妹が出来た様だと、莉那はお姉ちゃんが出来た様だと喜んでいた。ご両親も急な来訪者に、こんな賑やかな大晦日は初めてだ、そう喜んでいた。
「年末年始はこっちに帰ってくるんでしょ?」
そう母親に聞かれ、春香のことを掻い摘んで説明し、今年の正月は帰れないことを説明した。そしてその夜、母親から話を聞いた莉那から電話があった。
「お兄ちゃん、私春香さんに会ってみたい」
理由を聞くと、お兄ちゃんがそこまで大事にする人には会ってみたい、とのことだった。そのことを春香に話すと、春香も莉那に会いたいとのことで、決定してしまった。大晦日の帰省ラッシュとは逆に、上京してきた莉那を東京駅まで迎えに行く羽目になった。
「たっくん莉那ちゃんがいると、急にお兄ちゃん、って顔に変わるんだね?」
「たっくんって呼ばれてるんだ?私も今日から『たっくん』って呼ぼうかな」
どうも調子が狂う。だが春香は妹が出来た様だと、莉那はお姉ちゃんが出来た様だと喜んでいた。ご両親も急な来訪者に、こんな賑やかな大晦日は初めてだ、そう喜んでいた。


