前作同様、二時間半という時間はあっと言う間に過ぎていった。結末を楽しみにしていただけに、感動も一入だった。完結という二文字に、僅かな寂しさ感じたが、それを言い出したらきりがない。そんなことを思いながら薄暗い映画館を抜け、夏の近づく日差しの下に降り立った。