『引っ越し決まったよ。今週の土曜日に引っ越すことにしたんだ。最寄りの駅は総武線の津田沼駅。職場までも、袖ヶ浦までも四十分で行ける距離なんだ』
メールを送ったのは九時手前だった。あの後軽い食事をとり、風呂で汗を流し、一息ついたところで今に至る。このメールを見て、春香は何と思うだろう。喜ぶだろうか?泣くだろうか?それとも信じないだろうか?無視をすることだけはないと思った。やることは全てやったという思いからか、焦ることなくその返事を待てた。メール送信後、答えが出たのはそれから三十分後だった。そしてその結果は、意外な物だった。
『そっか』