「はてさて。次に地球にめぐり合うのは、あたいが気を失っていたのが一日と仮定すると364日後ね。一日の尺度もここでは測りようがないけれども」 ユミは思考を停止した。 それから364日後、眼前に迫った地球にユミは思考を覚ました。 地球は、燃えていた。