「ハロー」
「…。」
もぅ。この登場の仕方でわかる人ばっかりじゃないのかな。
そぅ、…神楽です。
閉め直そうとドアノブを前に押したけど、神楽の足によって完全に閉まらなかった。
「…………何。」
「ちょっとだけ。…わかった事があるからそれ言いに来た」
「……。」
それを聞いてドアを開けた。
「お邪魔します」
いつもみたいに玄関では猫かぶりだ。
「神楽さん!?いらっしゃい!!」
「ごめんね3日も来て」
まったくだ。
「いえいえっ!!」
「ありがと」
赤面しながら話す亮介。
どんだけ神楽が好きなんだ。
こんな猫かぶり野郎。
「ジュース持ってきますね?」
「あ、すぐ帰るからいいよ」
「あ、じゃぁ…」
「うん」
そぅ言ってあたしと一緒に上に上がった。
2階に上がってすぐの右の部屋があたしの部屋で、その奥が亮介の部屋。
「で?」
部屋に入るなり訊いてみたら、
「あ、飴発見」
「おいっ!!!」
話あんなら早く言えよ!!
焦らすなよな!!



