Side 加菜美 悠が肩に触れた。 それからすぐに悠のほうに寄せられて体がかってに動いた。 軽くぎゅっとされた。 広い胸板におでこを当てると悠はあたしの頭をぽんぽんっと撫でた。 それが嬉しくて悠の首にあたしの腕を絡ませると、耳元で今日は低い悠の声が聞こえた。 「加菜美、やりすぎ」 笑いながら言う悠。 「ごめんね。ありがと」 「どういたしまして」 悠は目線を同じにして笑って言った。 悠に凄いドキドキしたあたしはちょっとヤバいな;;