体がゆさゆさ揺れている 落ちている感覚がない ―誰かにお姫様抱っこされてる ふと目をあけると そこにはわたしが一番会いたかった人 アリス 「僕…くん? ボク 「なあに?アリス なぜか、涙があふれた アリス 「僕くぅ…うぅ 僕くんは静かに わたしの方を見て つぶやいた ボク 「一人じゃないよ、アリス アリス 「…! ボク 「僕がついてるから やさしくつぶやいた 僕くんの言葉が とても温かかった そのまま疲れた体を 僕くんにあずけた