少女の父は、自信に満ちて言う。


「大丈夫です。
姫様になら簡単に解けます!」


「うん。
わたしがんばる。」


「次、姫様以外のクラスの誰かが失敗して、みんなが大笑いしてたらどうします?」


「簡単っかんたん!大笑いする♪」


「あらら、姫様?
姫様は笑われていやな気分だった、はずですよ?」


「あっ!?
そっか〜。
あたし、笑わない!
私もできなかったって言って。
そして二人で、問題一緒に考える。」


「うん!
パーフェクト!
姫様は素晴らしい女性になれます!
アレクシィアも素晴らしい女性になれる素質がありますが、姫様もそれに負けない位素質があります。」


「ホントっ!?
わ〜い、あたし嬉しい!だけど簡単な問題に答えただけなのに?」


「ええ!
もちろん。
そして姫様にもう一つ問題をだしましょう。」


少女の父親は、髭をさわり言った。