少女の父親は、微笑み・・・・・そして言った。




「あぁ・・・わかってます。姫様は、そういうと思ってた。

だから特別に、あの人たちにも・・・・・ここにいることを許可する!ってパパが言ってやったよ。

そしたら"ありがとうございます"って姫様に感謝してたよ」



少女の父親は・・・・、チョビ髭を触り、誇らしげに言った。




「ホントぉー!?なんだかぁ・・・・・・あたし嬉しい!」



少女は、晴天の空にも負けずの晴れやかな笑顔だ。




「さぁ・・お昼ご飯にしましょう!」



「うん!!ご飯は、なんなのかなぁ〜♪♪」


「今日は特別に用意した、世界で一番美しく、おいしい水と、世界で一番のパンの挟みものでございます!」


少女の父親は誇らしげに言った。



なんのことはない・・・・・・"ふつう"の水と、サンドイッチがそこにあった。