「ふぇ…ふぇーーーん!!!」 涙が溢れ出してくる。 「振られちゃった… 振られちゃったよぉ~~~」 屋上には誰も居ないから、あたしは泣き叫ぶ。 「振られても…あきらめきれなぃ。。。」 2年間、ずっと想い続けてきたんだもん。。。 そう簡単にあきらめきれるほうがおかしいよ…。 「先輩っ、まだあたし… 先輩のこと好きでいてもいいですか…?」 小さな声で、そっと呟いた。