平安物語=短編集=【完】




――…三年後、左大臣邸





「うぅっ、痛い…っ」

「お姉様頑張って…っ」



―オギャアッ オギャアッ



「お…男の子にございます!
若宮のご誕生でございます!!!」

「お姉様っ大手柄にございます!
若宮が…あぁ…嬉しいっ。」

「若宮…。
帝の御子を見せて…。」

「帝と、女御様の御子にございます!
おめでとう存じます!」