少将様は、右大臣様の御許にお仕えする弟の幼馴染でした。 よく我が家に遊びにいらしていて、早くに両親を亡くした私達の数少ない御客様でした。 私もすっかり気を許して、物は隔てるものの直接お話しするのが常でした。 色々相談したり、たまに愚痴をこぼしたりしてしまっても本当にお優しく慰めてくださいます。 弟と同じくらい、かけがえのない大切な存在に思えました。