そうしてそのまま、中宮様は帝の左手にお座りになりました。 御年三十五の中宮様は女盛りに美しく、帝と本当にお似合いです。 私は辛くなって、几帳のなるべく奥の方へ引っ込みました。 ――何故、胸が詰まるのかしら。 中宮様はご身分もこの上なくご立派で、私の誇りや立場が傷つけられるようなお方じゃないのに… 他の女御ならともかく、中宮様相手に不満に思うなんておかしいわ。