秋の陽は釣瓶落としとはよく言ったもので、もう辺りは暗くなってしまいました。 うとうとしてしまっている者もいますし、女童などはその場にうつ伏せて眠ってしまっています。 「なんだか、はしゃぎすぎて眠くなってしまったわ。」 あくびをかみ殺しながら女房が言ったのを合図に、段々人が減って行きます。 私もうつらうつらしていたので、 「姫様も、もう御帳台にお入りあそばせ。 随分質素な御帳台ですけれど。」 と侍従に促されて、眠たい体を引き起こして御帳台に入りました。 ***