三カ月ほど実家で養生なさっているうちに年が明けまして、三の宮と女一の宮、雪花の宮、太郎君、父上、母上、姉上、私でゆっくりとお正月を迎えました。 太郎君は六歳、三の宮は十三歳でいらっしゃいますので、父上の前では、十一歳の女一の宮は御几帳を挟んでお座りになります。 お正月なのに何だか寂しそうで、三の宮も始終チラチラと御几帳の方に視線を送っていらっしゃるのでした。