「よく来てくれました…。 またお会いしたいと、ずっと思っていました。」 畏れ多くも帝からこんなお言葉を頂いたのですが…私は、傲っていました。 政界随一の左大臣家の大君、しかもまだまだ十六歳とうら若かったのです。 御年四十におなりあそばす帝に入内することは…実は、本当に不服なことでした。