そして、麗景殿様の入内から三月ほど経った頃。 帝の御信任の厚い頭中将様が、弘徽殿の女房に入れ込んでいるらしいと父上が苛立っていた頃です。 父上は、どこかから養女を取るなり親戚の姫を後見するかして、頭中将様を婿に取りたいと目論んでいたのでした。 あれよあれよという間に、麗景殿様がご懐妊なさったのでした。